紅葉の那須・中ノ大倉尾根の紅葉の写真です。
実は、５年半ぶりにハイキングバスツアーに参加したのです。行き先は茶臼岳だったのですが、強風のためロープウェイが運休となり、急遽マウントジーンズに変更になったのです。
マウントジーンズ・ロープウェイ山麓駅（標高950m）から10分で山頂駅（標高1417m）に着くのですが、強風のため重りを付けて低速運転です。
日本の東を大型の台風が通過中で、バスの途中迄は、雲一つない快晴が、那須の山に近ずくと雲が出て天気がイマイチとなりました。茶臼岳ロープウェイでは30mの強風で運休とのこと。
高速事故渋滞も重なってハイキング時間は1.5時間しかなく、充分歩くことが出来ませんでした。しかも中ノ大倉尾根へ森林から抜け出すと、正面から立っておられない程の風が雨とともに吹き付けられ、切りよく引き返すことに。紅葉は一番綺麗な所だったのに残念です。今年の山の紅葉は昨年と同様、1週間程早めでした。

中ノ大倉尾根のナナカマド、ドウダンツツジ、シロヤシオ、カエデ、ブナ等の紅葉が見事です。ゴンドラ沿線はやや早めです。
マウントジーンズは、シロヤシオの咲く時期に2回、紅葉の時期に1回訪れており、4回目となりました。
山頂駅付近は中ノ大倉周遊歩道コースとなっていて、3万株のシロヤシオが自生していて、６月初めは見事な花を観賞出来ます。
山頂駅からスタートして10分で、中ノ大倉尾根の登山コースに入ります。観光客はいなくなり、登山者の領域になります。シロヤシオとダケカンバとブナの原生林の中を、連峰の最高峰・三本槍岳に続きます。

三本槍岳は中ノ大倉尾根を登り、近づかないと見えません、なだらかな山容です。活火山の「茶臼岳」、　ニセ穂高といわれる「朝日岳」及び「三本槍岳」を那須三山といいます。
三本槍岳（1917ｍ）は、那須連山の最高峰です、頂上には一等三角点があります。　山頂駅から、登り2時間、下り1.5時間位です。名前に似合わず緩やかな山容です、名前の由来は、会津藩、白河藩、黒羽藩の三藩が、山頂に槍を立てて藩の境界にしたことによるそうです。
シロヤシオの花の写真は2009/6は　こちら　から。　シロヤシオの花の写真は2014/6は　こちら　からどうぞ。　　２００９年秋の紅葉は　こちら　からどうぞ。