山の写真集 (2009年春 その4)

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那須・三本槍岳   撮影 : 2009/6/5   全ての写真はここをクリック
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登山道のシロヤシオ

登山道のシロヤシオ

ダケカンバの大木

ムラサキヤシオ

シャクナゲ

ミネザクラ

シロヤシオの咲く那須・中ノ大倉尾根から、那須連山の最高峰・三本槍岳(1917m)への登山の写真です。
マウントジーンズ・ロープウェイ山麓駅(標高950m)から10分で山頂駅(標高1417m)です。山頂駅付近は中ノ大倉周遊歩道コースとなっていて、3万株のシロヤシオが自生しています。
シロヤシオは、5枚の葉が輪生することから五葉躑躅(ゴヨウツツジ)ともいいます、又シロヤシオツツジともいいます、ブナ帯に生育し、かなりの大木です。中ノ大倉尾根の例年の見頃は、5月中旬〜6月中旬ですが、今年の春は早く、5月下旬に満開になりました。見頃としてはやや盛りを過ぎていてかなりの花びらが散っていました、それでも見事な咲きぶりです。花期は比較的短いので合わせるのは難しい花のようです。
シロヤシオの純白で、白く輝く色は清純・高貴そのもので感動します。皇太子の長女、愛子様のお印になっています。花言葉は「愛の喜び」。
ここは樹齢300年ともいわれる、シロヤシオの国内最大の群生地だそうです。関東近郊では、那須の山々、西丹沢、赤城山、袈裟丸山等が有名です。近年、シロヤシオの人気は、愛子様のお印になったせいかどうかは分かりませんが、登山者の間でも高まっています。一度この花に遭遇すると毎年見に行きたくなるというのも肯けます。

山頂駅からスタートして10分で、中ノ大倉尾根の登山コースに入ります、観光客はいなくなり、登山者の領域になります。シロヤシオもしばらくはありますが、新緑のダケカンバとブナの原生林の中を、連峰の最高峰・三本槍岳をめざして進みます。ここのダケカンバは大木が多いです。
中ノ大倉尾根は高低差500メートルのゆるやかな尾根コースで、シロヤシオ、ムラサキヤシオ、サラサドウダンツツジ、アズマシャクナゲ、ミネザクラなどが順に重なりながら、次から次に現れて、花や展望に恵まれた、きのこない快適な登山コースです。ナナカマドの木が多いので、秋の紅葉も素晴らしいでしょう。ムラサキヤシオは尾根下部から上部に亘って咲いていました。樹林帯を過ぎて高度を上げてくると、ハイマツとシャクナゲの木の中の快適な尾根道がつづきます。今年のシャクナゲは当たり年だとあちこちから報告があります、どこも1週間以上早めの開花のようです。下部は咲き終わっていましたが、上部は見頃でした。 ミネザクラが咲いていたのは、頂上近くでしたが、木は広範囲にあります。その他の花では、イワカガミ、ミツバオウレン、ドウダンツツジ(未開花)などがありました。

三本槍岳(1917m)は、那須連山の最高峰です。名前に似合わず緩やかな山容です、名前の由来は、会津藩、白河藩、黒羽藩の三藩が、山頂に槍を立てて藩の境界にしたことによるそうです。山はガスに隠れて全容は見えませんでした、活火山の「茶臼岳」、 ニセ穂高といわれる「朝日岳」及び「三本槍岳」を那須三山といいます。頂上には一等三角点があります。 山頂駅から、登り2時間、下り1.5時間位です。

那須・中ノ大倉尾根の紅葉の写真は2009/10 こちら からどうぞ。

 約1年ぶりに、バス日帰り登山ツアーに参加しました。週間天気予報では3日前迄は雨の予報でしたが、2日前に曇りに変わったので、急に申し込んで取れたので参加したのです。終日曇りでガスの中でしたが、暑くなくて快適で、花を堪能出来ました。温泉入浴も付いていて、汗を流した後は、バスの中で乾杯出来るのは、バスツアーならではのことです。


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