山の写真集 (2006年夏 特集1&2)

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車山高原・ビーナスライン〜北八ヶ岳・坪庭  撮影 : 2006/7/15   全ての写真はここをクリック

白樺湖と蓼科山

ニッコウキスゲ(富士見台)

ハクサンシャクナゲ

今年の車山のニッコウキスゲの開花は遅れていて、咲く茎数も少なめという、全くの不当たり年。昨年が大当たり年だった。
ニッコウキスゲのシーズンは、午前9時を過ぎると渋滞に巻き込まれるというので、早朝5時前に横浜を出発、8時台でも駐車場は満車でしたが渋滞は免れました。駐車して、ニッコウキスゲのお花畠の中をゆっくり歩きたかったのですが、メインの駐車場が満杯で、富士見台の駐車場のみ余裕がありましたので、ここを散策しましたが、花は少なくがっかり。あとは往復ドライブして、北八ツ・横岳方面へ向かいました。
 ビーナスラインをピラタス蓼科ロープウェイ 山麓駅(標高1771m)へ、ロープウェイ 7分で標高2237mの山頂駅(坪庭)に到着。ここは高山植物の宝庫です、ハクサンシャクナゲは、亜高山帯〜高山帯の針葉樹林帯に咲く石楠花です。坪庭は北横岳の火山活動で生まれた溶岩台地で、シラビソなどの針葉樹と岩塊で形成される自然の庭園です。1周約30-40分程度で歩けて、溶岩の塊がごろごろしている間から、ハイマツなどの低木と多くの高山植物を見ることが出来ます。
 ここは北八ヶ岳あたりでよく見られるシラビソ林の一部が枯れて縞模様になる縞枯現象を見ることが出来ます、標高2000〜2500mの亜高山地帯に成育する、シラビソ樹林帯に限られ、全国的にも珍しいという現象です。坪庭の1周途中でちょっと寄り道して縞枯山荘に立ち寄り休憩で出来ます。坪庭の高山植物は、この時期ハクサンシャクナゲとコケモモが多く咲いていました。
ピラタス蓼科ロープウェイは40年ぶりに乗りました。ロープウェイ山麓駅・リフト乗り場の斜面には
ルピナスが咲いていました。ルピナスはマメ科で、南北米、地中海沿岸からきた園芸種。ユニークな形と、カラフルな豪華な色彩が印象的です。藤を逆さまにしたような形から、別名昇り藤とも呼ばれています。紫、ピンク、黄色、橙、白、2色入り混じったものと、さまざまな色の種類があり、群生しているととっても華やかに見えます。本来は涼しいところが好きで北海道の初夏を色鮮やかに飾る花でもあります。


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