山の写真集 (2012年春 特集2 )

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 奥秩父・十文字峠  撮影 : 2012/6/18     全ての写真はここをクリック

乙女の森のシャクナゲ

カモシカ展望台へのシャクナゲ

カモシカ展望台へのシャクナゲ

 


丸太で組んだ櫓の展望台上部からの、「乙女の森」のパノラマ

昨年の2011年は6年ぶり花の当たり年でした、ここ十文字峠のシャクナゲも見事だったようです、今年は裏年になるかと思いましたが、そうでもなく例年どうりだというので訪れました。しかし今年の春の訪れは遅く、シャクナゲも1週間程遅めとのことでしたので、時期をずらして訪れました。

登山者用の毛木平駐車場は広く、水洗トイレも整備されています。5分程で「千曲源流挟霧橋」を渡ります。奥秩父主脈道の名残の石塚、水場を過ぎ、原生林の新緑の中を歩きます。コメツガやシラビソなどの原生林の中の急坂を登っていきます。八丁ノ頭からは緩やかな登りになります。十文字峠(標高約1970m)の先に、シャクナゲに囲まれた十文字小屋 に到着です。毛木平駐車場から標準2時間のところ、1.5時間で登ってきました。 小屋前にはベンチがあり休憩や昼食に便利です。十文字小屋 のシャクナゲはやや盛りを過ぎています。 小屋付近の道標の「カモシカ展望台」に従って進むと、小屋から5分程の左側に入ると「乙女の森」と呼ばているシャクナゲの群落があります。ここには約1万本のシャクナゲがあるとのこと、ここは最盛期でした。
丸太で組んだ櫓の展望台が上下2カ所設けられ、「乙女の森」の全容を観る事が出来ます。櫓の展望台からの乙女の森のシャクナゲです。原生林に囲まれた群生地です。ここのアズマシャクナゲの花は原生林に囲まれていて、標高も高いので、色鮮やかで、葉も艶々していて傷んでいません。乙女の森から15分程のカモシカ展望台へ向かいます。乙女の森とカモシカ展望台間にも、原生林の中にシャクナゲのトンネルがあります。

十文字峠のシャクナゲの見ごろは、例年6月上旬頃ですが、今年は1週間程遅れたようです。小屋付近のシャクナゲは日当たりが良いせいか、乙女の森より早めのようです。

毛木平(AM8.40)→五里観音→八丁坂の頭→十文字小屋(AM10.10)→乙女の森→カモシカ展望台→十文字小屋(AM12.00)→八丁坂の頭→五里観音→毛木平(PM1.20)


(参考)

 今年の5月末に、伊豆・天城山(万三郎岳)を登山しました、シャクナゲを見るのが目的なら、ここ十文字峠のシャクナゲの方がはるかに上でしょう。首都圏からの日帰り登山なら、時間的に差はないし、天城山の周遊コースの下山道は長く退屈で嫌になったが、ここは行って来いだが樂である。シャクナゲそのものも、十文字峠の方が標高は高いせいか、色も綺麗である。おまけに天城山はシャクナゲ保護のため良い所を通行禁止にして、退屈な周遊下山道を作ったようだが、十文字峠はシャクナゲの際に縄張はされてはいるが、乙女の森では櫓から観賞出来るようにしてありサービス満点である。
天城山はシャクナゲと新緑、十文字峠はシャクナゲと原生林の組み合わせが良い。

 首都圏から十文字峠を訪れる場合、中央高速を長坂ICで降りる、料金所を出て左折し、五町田交差点を左折する。あとは道なりに28号線を行き、若林、石堂交差点を通過し、清里の先で国道141号に出て、141号を野辺山まで行き、駅入り口の先の「川上」の案内に従って右折する。小海線の踏み切りを2回渡って、信濃川上駅への道を見送って右折し、右から信州峠からの道を迎えた先で梓山への県道に出る。最後にY字路で右へ行けば広々したレタス畑の中を通り過ぎ、その先で砂利道となってまもなく毛木平(もうきだいら)駐車場に着く。この付近はよくきているので、「八ヶ岳高原ライン」、「141号線」を使っていたが、このコースが最短です。


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