山の写真集 (2011年秋 特集2 )

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信越トレイルのブナ林  撮影 : 2011/10/29   全ての写真はここをクリック
 

天水山へのブナ林の紅葉

関田峠への車道からブナ林

 
ブナの巨木の紅葉

信越トレイルとは、長野県と新潟県の県境の開田山脈(1000m級)に80qにも及ぶ日本初の長トレッキングコースが2008年に開通しました。南は斑尾山〜北は天水山の区域です。全踏破するには6日間掛ります。ここは世界有数の豪雪地帯でブナ林が多いのが特徴です。峠から峠を区切りにして1日コースが1区〜6区に分けて整備されています。峠までマイカー回送会社と同行し、下山口(峠)にマイカーを回送してくれるシステムが出来ています。
信越トレイルのブナの紅葉を見たく計画しました。ブナの良さそうな最終区(第6区)をトレッキングすべく考えました。2日前迄にマイカー回送の予約を入れねばならないので2日前に電話しましたら、土曜で1日中満だと断わられてしまいました。止むを得ず、天水山登山口の松之山登山口に駐車して天水山を往復することにしました。
紅葉は登山口付近からやや下が最盛期でトレイル上では遅めでした。天水山登山口の松之山口からブナ林が続きますが、登るにつれて紅葉は遅めで、途中から下山することにしました。この登山道はブナの落葉で踏み後が隠され登山道が分かり難くくなっています、おまけにかなり急坂で苦労しました。ここのブナの幹は縞状の模様が少なく白樺林のように見えます。ブナは豪雪で曲がって立ち上がっています。山の斜面がかなり急なのが写真でも分かります。ブナの落葉の中にブナの実が多く落ちていました、今年は実が多いそうです。

近くの大厳寺高原迄1.5車線の林道をドライブし引き返します。今年の大地震で林道は割れて段差が多くありました。松之山登山口から林道(信越トレイル北側に並行)を深坂峠(信越トレイルと交叉)へドライブしこから峠道を下ります。深坂峠からの下りの紅葉が見頃でした。

今度は鍋倉高原の関田峠へ向かいます、全山ブナ林です。茶屋池の近く、ブナ林の中の遊歩道を散策しました。樹齢200年ほどの巨木が林立しています、ブナの落葉の中を蹴りながらカサカサと歩くのもオツなものです。
関田峠は信越トレイルの中間地点で中心地でもあります、関田峠付近の山はブナ林そのものです。新緑の頃に是非訪れたい所です。

ここは豪雪地帯なので、ブナは曲がったり様々な形状をしています、ブナの幹は、人の手、体など種々の彫刻したような模様があります。ブナの生命力の強さには驚きです。関田峠から南西側の信越トレイルに入りましたが、ブナの紅葉は終わりで、茶屋池に降りる2つ目の接続道を下りました。

今年の紅葉狩りの計画ほど悩んだことは初めてです。夏は猛暑で、いつまでも残暑が続き、急に寒くなったり又暑くなったり、おまけに台風は2つも上陸するし、高い山では晴れることが少なく日照り不足気味ということで紅葉の期待は出来ない状況でした。
高い山の紅葉は、平年並で色付きはもう一つ、どちらかというと早く枯れた感じ。低い山も高い山と時期は変わらず一斉に見ごろとなりましたが、色付きはもう一つのところが多かったようです。所によっては結構よかったようです(日光とか)。


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