今年の夏は暑くしかも長かったので、過去の例からすると、紅葉せずに枯れる葉が多くなる傾向があります。しかし、白駒池の今年の紅葉は素晴らしいと現地からの情報でしたので、急遽前日に決めて訪れました。諏訪ICからメルヘン街道を辿り、麦草峠下駐車場から10分歩くと白駒池に到着します。従ってバスツアーも多く、ハイヒールで来る人もいます。紅葉のシーズンは人気が高く休日は混雑します。
今年の夏は暑く長かったので紅葉は遅れ気味でしたが急な冷え込みで、ドウダン、ナナカマド、カエデ、ダケカンバが一斉に紅葉し、ここでは近年にない素晴らしい紅葉になったようです。
白駒池の紅葉は、例年9月末〜10月の連休ですが、今年はやや遅れたとはいえ10月初めに一斉に紅葉しました。ここは原生林の中なので、暑さの影響は少ないのか、落ちる葉も少ないようでした。
白駒池出合いから時計回りで白駒池の原生林の中の遊歩道を一周します、一周40分位です。看板横のドウダンツツジは一番早く紅葉し、早く枯れるとのことですが、一斉の紅葉で葉付きも良いようです。ドウダンツツジの赤には様々な色合いがあるようです。
青苔荘の桟橋の両側は、白駒池で一番の紅葉の名所、燃えるような赤が綺麗です。桟橋はカメラマンで平日でも混雑していました、休日は大変でしょう。青苔荘から北岸の原生林の遊歩道に入ります。原生林こしに見る紅葉が素敵です。本日は晴れの天気予報だったのですが、曇りで残念です、青空だともっと冴えるのですがね。
高見石へは、2ルートあり、急な岩道(白駒荘前から)と緩やかな登山道(白駒池出合い手前)があります、往復約1時間です。登山道(は原生林の中で紅葉は冴えません。高見石から見る白駒池が魅力です。白駒池は数年ぶり、高見石は40数年ぶりの訪問です。昔は北八ツが好きでここには数回訪れています。
帰途に八千穂自然園の白樺林を訪れました。白樺の黄葉も始まっています。このあたりの紅葉の最盛期は10月中旬から下旬でしょう。
ここ八千穂自然園の白樺林は日本最大で日本一の美林といわれています。
八千穂自然園は広大で、ここのみをゆっくり散策するのも良いでしょう、新緑の頃、初夏の頃、紅葉の頃が特によさそうです。
八千穂自然園からメルヘン街道を麦草峠方向に高度を上げていくと、白樺が岳樺(茶色)に変わります。
帰途は、レストハウスふるさとから県道480号線を松原湖方面に下りました、途中八峰の湯(ヤッホーの湯)に立ち寄りましたが、良い温泉です。
首都圏からマイカーで日帰りの紅葉見物でした。
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