今年の紅葉は例年より早く、特に高い山では、1週間から10日早いようでした。妙義山の例年の紅葉時期は11月上旬(10日前後)ですが、今年は例年並みのようでした。今回は紅葉の盛りを過ぎていました。
中之岳神社下駐車場に駐車して、「妙義紅葉ライン」(県道196号線)を10分弱程戻ると、石門への登山口があります。登山口から登り始めてすぐに、「かにのこてしらべ」という鎖場に到着する、ここは簡単に登れるが左に回り込めば鎖で登ることはない。すぐに石門と大砲岩との分岐点にでる。鎖場や岩場に自信がなければ、第一、第ニ石門は避けて右側の大砲岩への近道を登ることができます。今回は、第一、第ニ石門は敬遠しました。第三石門は通行止めです。第一、第ニ石門ルートには、「カニのヨコバイ」とか「たてばり(カニのタテバイ)」とか「つるべさがり」という岩場を鎖で登り降りしますが、まき道(近道)からも石門と共に紅葉が楽しめて鎖場をわざわざ登ることもない感じです、むしろお薦めです。
第一、第ニ石門ルートは、ベストシーズン、ゴールデンウイークやツアーの団体さんに遭遇すると渋滞することが多く、この場合は待ってまで通ることもない感じです。
妙義の奇岩群と紅葉の組み合わせは他の山にはない見応えのある光景です。車道から見る妙義の奇岩群も面白いのですが一歩山の中に入ってみると又違った味わいがあって良いものです。紅葉は盛りを過ぎていますが、もみじは木によっては紅葉の期間が違うので遅く迄みられます、他の木々は落葉しており、残ったもみじの紅葉も又よいものです。
第四石門の前には、大きな広場があり、休息用のあずま屋やベンチがある。
第四石門の右脇に少々登ると、なかなか良い景色が広がります。 そそり立った両岩の間に第二石門の頭が見えます。
第四石門の広場から中之岳神社に向かう、10分ほどで見晴台である。ここからは妙義の奇岩の眺めは素晴らしい。
見晴台から20分も下ると中之岳神社に出る。ここの下りは急坂で登りより降りに使った方が楽である。
この神社の左手から10分ほどで轟岩の頂上に登ることができるが、梯子を登らねばならず、下は垂直で高度恐怖症の人は止めた方が良い。今回は省略。中之岳神社からは、急な階段を降りると、大国神社ときらびやかな大黒様の像があり、駐車場は目の前である。
コースタイム; 中之岳神社下駐車場→10分:石門登山口(石門迂回路経由)→40分:第四石門(→15分:展望所往復)→20分:見晴台→25分:中之岳神社→10分:中之岳神社下駐車場 (約2時間)、このコースが楽で危険もなくお薦めハイキングコース。
大砲岩と轟岩を往復すると40分程プラス。
妙義紅葉ラインを車で南下して、254号線に出ます。本宿から和美峠入口までの約10数キロの県道43号線(下仁田軽井沢線)を「姫街道もみじライン」といって、イロハもみじが沿道に1000本以上あるとのことです。今年の紅葉は早く、盛りを過ぎて色褪せていました。
妙義神社から中間道の第二見晴らし、「妙義紅葉ライン」、「姫街道もみじライン」の紅葉は、2007/11/17 のがありますので
どうぞ。
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