山の写真集 (2009年秋 特集1 )

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尾瀬 沼山峠〜大江湿原〜尾瀬沼  撮影 : 2009/10/1  全ての写真はここをクリック
 

大江湿原の草紅葉と燧ヶ岳

 

大江湿原の草紅葉

 

尾瀬沼の紅葉

尾瀬沼からのパノラマ写真をフラッシュで山名入りオートスクロールした写真は こちら からどうぞ、F11キーを押して全画面でご覧下さい。

今年の紅葉は早めだというので、まずは尾瀬から。桧枝岐・御池経由の入山はなんと40数年ぶりです、当時はマイカーで入れましたが、35年前からマイカー規制が開始されました。尾瀬までの行程が短く体力的に楽な鳩待峠と沼山峠の2つの登山口からの入山者が多いようです。

ブナ平の紅葉は例年10月中旬ですが、今年は早めで、結構色づいていました。檜枝岐村内を抜け、七入りからブナ坂を登り切るとブナの原生林が左手に広がリ、新緑と紅葉に時期は車で通り過ぎるにはもったいない所です。
御池からシャトルバスに乗り、少々走って、運転手さんがバスを止めて説明してくれる場所があります、ブナ平を上から一望する場所です(進行方向左手)、尾瀬ブナ平のブナは太く立派ですが、カヤの平、鬼無里のブナも負けません。

沼山峠バス停から沼山峠展望台までは標高差80m登り、沼山峠展望台から尾瀬沼までは標高差100mを降るだけで、後は平坦な木道歩きです。尾瀬沼までなら往復2時間の軽いハイキングです、尾瀬に入るには一番楽なコースですが、首都圏からの交通距離では一番遠いのです。

今年の夏は太平洋高気圧が弱く不順な夏でしたので、日照り不足で今年の紅葉は不当たりではないかと思っていたのですが、意外や意外、色付きが良いとあちこちからの情報です。又山の紅葉は例年より1週間から10日早いとのことです。今年は9月が晴天が多かったのと台風の上陸がなかったので紅葉は綺麗なのでしょう。近年は温暖化で紅葉は1週間ほど遅い年が多かったようでした、あまり暑くても木々が疲れて葉が紅葉せず枯れる年もありました。8月下旬から9月のシルバーウィ−クは天気の良い日が多かったようです。9月末から10月上旬は秋雨前線の影響で晴天は少なく、早めに始まった紅葉の見物には不向きでしたが、今回は昼間のみの束の間の晴れに恵まれました。

尾瀬の湿原の草紅葉は木々よりも早く始まります、今回の湿原の草紅葉の色は黄金色からこげ茶色になっています、草紅葉の盛りはやや過ぎた感じですが、木々の紅葉は見頃のようです、どちらに合わせるか難しいところです。尾瀬の紅葉も例年より早めのようです。大江湿原の名物・三本カラマツの紅葉は早めでした。草紅葉には池塘、沼、小川がお似合いです。尾瀬の紅葉は派手ではありません、、全山紅葉とか、マルチカラー紅葉とかの感じではなく、草紅葉を主体とした地味な紅葉です。

近年では、2007年夏のニッコウキスゲの時期に、鳩待峠から尾瀬ケ原を訪れましたが、尾瀬沼の訪れは約40年ぶり(紅葉時)でした。桧枝岐・沼山からの尾瀬入りは45年ぶり(水芭蕉の時期)です。

今年の初夏の花は当たり年だと言われていました、シャクナゲは確かに当たりでした。ここ大江湿原のニッコウキスゲの時期も狙っていたのですが、なかなか天気と都合が合わず、結果は今年の夏は天候不順で、キスゲは並みの感じでしたので実行しませんでした。

桧枝岐からのコースは昔秘境扱いで、沼山まで車で入れました(35年前頃以前)。尾瀬に入るには一番楽なコースですが、首都圏からは一番遠いのです、これを日帰り出来るのですからなんとも便利な世の中です。
今回のバスツアーは、新宿を朝7時発、高速の事故渋滞で1時間遅れて、沼山でのハイキング開始が1時、尾瀬沼迄を往復して、4時に戻り、新宿帰着が夜9時でした。遠路・長時間のバスでしたが、良き1日でした。平日だから良かったのかも知れません。
ここ尾瀬は夜行日帰り出来るバスがシーズン中は毎日出ていますので(3つの登山口へ、組み合わせ可)、これを利用すると山中の時間が多く取れて良いでしょう。


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