上信越自動車道・松井田妙義ICで下りて、道の駅妙義の駐車場(登山用駐車場は近くにある)に駐車して、まず妙義神社へ。ここから本格的な妙義山の登山道と中間道(関東ふれあいの道)のハイキング道が分かれます。妙義山は奇岩、怪石が多く稜線のコースは、体力と経験が必要ですが、一般の人は中間道を中之岳神社迄ハイキングします。
今回は他の計画もあり、中間道の第二見晴らし迄の往復です。妙義神社から中間道の初めは、杉、檜の大木の樹林帯で展望は良くないですが、それなりに気持ちの良い道です、見晴らしといっても狭い頂きからやっと見える程度です。妙義山の例年の紅葉時期は11月上旬(10日前後)ですが、今年は1週間位遅れ気味のようです。樹林のなかに、もみじやかえでの葉する木が色を添えます。
第二見晴らしは狭いが眺めは最高、紅葉の妙義山の山容や奇岩怪石の模様が迫力があります。
中間道のハイキングは、これから先、鉄梯子や鎖の登山道が多く、団体バスツアーが、妙義神社側からと中之岳神社側から両方から入る人気のコースで、すれ違いに多くの時間を要します、平日に歩くのが賢明と思われます。
道の駅妙義の近くに、妙義ふるさと美術館がある、その駐車場付近からの妙義山です。中間道のハイキング道からも寄れるし、車で直接入れます。 妙義山は日本三奇勝のひとつ、主として白雲山、金洞山、金鶏山という三峰からなります。安山岩質の集塊岩や溶岩が侵食によって形成され、奇岩、怪石の不思議な山容です。
妙義ふるさと美術館の3階の展望室からの360度の展望はすばらしい。紅葉の季節であれば、西は妙義の紅葉を、東は関東平野を、北は赤城・榛名といった山々を眺望できる。又展示では、昭和58年から開催されている「妙義山を描く絵画展」の入賞作品を、実物の山と一緒に鑑賞出来ます。ここの眺めは、遠くが霞み始める前の9時頃迄が良いでしょう。
「妙義紅葉ライン」のメインは、道の駅妙義から中之岳神社間です(県道196号線)、車道から表妙義山を眺めながらのドライブは楽しめます。又ここは、中間道ハイキングコースの帰りのUターンコースに一部使われます。妙義紅葉ラインはマイカーで走行しても、歩いても厭きない眺めで楽しめます。もう一方の登山口は中之岳神社下駐車場。 中之岳神社には大黒のに因んだ、きらびやかな大黒様の像があります。
「妙義紅葉ライン」を車で南下して、254号線に出ます。本宿から和美峠入口までの約10数キロの県道43号線(下仁田軽井沢線)を「姫街道もみじライン」といって、イロハもみじが沿道に1000本以上あるとのことです。姫街道もみじライン道沿いに続く赤や黄色に紅葉したモミジやカエデを楽しめます。ここは昔からモミジの景色が素晴らしいことで有名でしたが、1990年から地元の方などが植栽して増えてなかなかの見ごたえです。 見頃は11月中旬頃。
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